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口頭

イオンビーム育種により作出したカプロン酸エチル高生産清酒酵母の変異解析

佐藤 勝也; 上田 涼史郎; 増淵 隆*; 上山 修*; 林 秀謙*; 池永 裕*; 鳴海 一成*; 田中 淳

no journal, , 

群馬県では、群馬産業技術センターが中心となり、特色ある吟醸酒の開発を目指して、清酒酵母の育種に取り組んでいる。これまでにイオンビームを用いた変異誘発処理により、吟醸酒の香気成分の一つであるカプロン酸エチルを高生産する変異株を取得し、群馬オリジナルの新しい清酒酵母として、希望する県内の酒造蔵に頒布している。このように、優良形質を持った清酒酵母が得られた一方で、優良な変異株を選抜するためには多大な労力を要するのが現状である。そこで、カプロン酸エチル生合成に関連する4つの遺伝子(${it FAS1}$, ${it FAS2}$, ${it EHT1}$及び${it EEB1}$)について、イオンビーム育種により作出した優良清酒酵母のゲノムDNAの塩基配列を解析することでカプロン酸エチルを高生産する要因を明らかにするとともに、優良な変異株を早期選抜できるDNAマーカーの開発が可能か検討した。

口頭

イオンビームを利用したセシウム吸収植物・濃縮菌の開発を目指して

田中 淳

no journal, , 

医療・バイオ応用量子ビーム技術研究ユニットでは、東京電力福島第一原子力発電所の事故によってもたらされた放射性セシウムによる環境汚染問題の解決に向け、植物でのセシウム動態解析のためのガンマカメラの開発、並びにイオンビームを利用してセシウムを高吸収する植物や低吸収イネ、及びセシウムを高濃縮する微生物の開発を進めている。ガンマカメラでは、$$gamma$$線の透過や散乱線の画像データへの悪影響を極力抑えられるピンホール型コリメータの製作を行うとともに、植物器官を画像上で識別可能な精細度を有する装置を開発した。セシウム高吸収植物の開発では、バイオマスが大きくて栽培適応能力が高く、また多回刈りができるなどの利点を持つヒエを対象とし、炭素イオンビームを照射した2,000粒の種子から、30系統を一次選抜した。また、セシウム高吸収ソルガムやセシウム低吸収イネの選抜も進めている。セシウム高濃縮微生物の開発では、高放射線の環境下で増殖でき、回収が容易で低コストなものとして、6種類のデイノコッカス属細菌の中から最もセシウムを蓄積するデイノコッカス・ラジオデュランスを選定した。現在、濃縮係数1,000程度のセシウム高濃縮菌の開発を目指して、イオンビーム照射を行っている。

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